(1)記述式の問題などで、これはわかるからいいや、とごまかしてしまう人がいますが、国語の場合、文章を書くこと自体が勉強ですから、必ず書いて、本当に自分が思っていたことが書けるか(作文力・表現力・語彙力)、あるいは書いたことが合っているか(読解力・思考力)を確認する必要があります。(2)自宅でしかも自主的に学習を進めていく場合、自分が書いた解答の正誤を見分けることや、正解とされているものの論理的必然性を自力で理解することは困難です。そうすると解答にこだわるより、文章から学ぶことに比重がかがってきます。(「この文章の面白いところはどこか」という問いに対し、「この文章は少しも面白くない」と答えた生徒がいて、私はその答案に○をつけたことがあります)また、勉強だと思うと長続きがしませんが、楽しく文章を読むことができれば、それはもう趣味の世界です。もともと国語の問題集に登場する文章は、先生たちが「これはいい」と思うものを集めて来たのですから、内容的にも日本語の文章の見本としても多くのことを学ぶことのできる大変優れたものばかりです。ただ問題文を読んでいるだけで、精選された読書を行っていることになります。