79年に帰国し、親からは田舎に帰るように言われましたが、まだ結婚をしたくありませんでした。自立して仕事をしたくて、「いや、まだ帰らない。私は仕事をする」と強く決意をし、宣言しました。ところが、帰国したのが10月で、その時期に就職するにはどうしたらいいのか全く分かりません。仕事の当てがあった訳でもありません。そのような時に、知り合いから「化粧品会社があるから、そこの化粧品でも売ったらどう?」と声を掛けてもらいました。何もすることがなかったので、すぐに「やらせて頂きます」とその化粧品を売ることに決めました。その化粧品会社は特殊な美顔法を持っており、美容師を相手に講習会を開き、技術を教えながら化粧品を売っていました。その化粧品会社は、化粧品も3種類だけ。関西には支社がなかったので、「じゃあ、あなたに代理店みたいなことをやらせてあげるから」と言われ、「はい」と返事をしたら、それから1週間もしないうちに、マンションに箱詰めの化粧品が山積みになって届き、びっくりしました。